4月から、甲府市内の高校に2日間勤務し、他の3日間は南アルプス市内の小学校に勤務しております。本年度は、様々な発達段階における学習の様子を見ながら、参考にさせて頂いています。
では、学校現場での様子についてご紹介します。
(1)小学校
・中学校で退職された英語専科の教員が、児童に指導
・小3から外国語活動(様々な語彙・表現を学習。従来の小5・小6の学習内容)
・小5から英語の授業(アルファベットテストなどあり。従来の中1~中2の学習内容)
・英語ができる人とできない人の差が顕著
・学校によっては、担任が未熟な状態で指導
・私立ではフォニックスも学習する
(2)中学校
・教科書の内容がより充実
・教材を適切に進めるには、従来の授業の1.5~2倍速ほどのスピードが必要
・それに対応できていない学校が見受けられる
・移行期間の弊害(未習だが既習とされている内容)の補習不足
・教科書の情報量が多く、中1の単語練習が追いつかない
・定期テストの難易度が、学校ごとに驚くほど異なる
・従来の高校での学習内容が取り入れられる
・評価項目の変化(表現の能力がより求められる)
このような状況で、いつ英語学習を開始することが適切なのか、最近改めて考えるようになりました。現在、中学生や小学生高学年で、授業やテストに不安があるという生徒さんの声を耳にします。小学校5年生に開始したのでは遅い気がします。音声面での英語らしい発音や着実な学びを期待するならば、小学校3年生開始が適切だと思います。
現在、こちらの教室の小学生コースでは、以下のような内容を学習しています。興味のある方は、ぜひ体験レッスンにご参加下さい。
【小1】アルファベットの名前・音・形/色・数など身近なもの/簡単な会話
【小2】アルファベットの名前、音、形/フォニックス(短母音・サイレントE)/身近なもの/物語・簡単な会話
【小3】アルファベットの練習/フォニックス(短母音)の復習/How many~ ?と答え方/簡単なQA50個
【小4】天気・スポーツ・食べ物・数などを話題とした簡単なやりとり/簡単なQA50個/フォニックスの復習/一般動詞かるた
【小5】(5月より開始)アルファベットの名前・音・形/身近なもの
【小5・小6】会話表現96/文法(現在進行形)/一般動詞カルタ