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ローマ字学習の弊害

あんなに頑張って覚えたローマ字が…

 現在は小学校3年生で学習するローマ字ですが、これが英語を学習する上で、弊害であると感じます。4年生以上のレッスンでは、このローマ字読みから脱却できるかが、大きなポイントとなります。

 

ローマ字の最大の問題点は、母音を

 

 AIUEO(あいうえお)

 

の5つだけだと勘違いしてしまうことです。 しかし、英語の母音は主なもので16個、細かいものまで数えると26個あります。

 

そもそも、A=あ と発音しないところから、修正しなければなりません。ローマ字学習に頼っていると、結局「英語が使えない人」となることでしょう。なぜなら、正しく話せない、聞き取れない、といった問題が続くからです。

 

 

 このローマ字の弊害を解消するのが、「フォニックス」(文字と音のルール)学習です。この学習方法は、英語学習の根幹を築く、大切な学習です。

 

 現在、甲府市内で、しっかりとフォニックスを指導している塾や教室は、聞いたことがありません。(一部取り上げている英会話教室はいくつかあります。)日本でもここ20年で普及し始めた学習です。今後増えることを願っています。

 

 4月からレッスンを続けている生徒さんたちも、現在は音のルールを31まで学習しました。今日の小学校3年生の生徒さんも、これまで積み上げてきたものが、知識となってどんどん溢れてきました。習っていない語まで、次から次へと書けるようになってきました。フォニックスを学習すると、英語を書く力も格段に上がります。今日は、それを目の当たりにして、鳥肌が立ってしまいました。

 

 フォニックス学習は、「早くやっておけばよかった」と思うような学習です。私も、幼少期にこんな学習をしたかったです。できれば9歳までには触れさせたい学習です。ローマ字学習の弊害をスムーズに乗り越えられるよう、本教室はサポートして参ります。